「朝起きた時に背中が痛い!」
こういうお話をよく患者様から聞きます。
これはつまり、猫背が原因であることがほとんどです。
たいてい朝起きたとき痛いパターンは、「背中の筋肉が固まっていること」です。
特に背骨に付着している小さい筋肉である「支持筋」と言われる筋肉が、
ガチガチに固まっていることがほとんどです。
「支持筋」がガチガチに固まると、背骨の動きが悪くなります。
つまり背骨の遊びが無くなります。
背中にゆとりがないのです。
特に寝ているときは力が抜けてゆっくりしたいのですが、
固まった筋肉にはゆとりが存在しないので、周りの筋肉に負担をかけてしまうのです。
それが引き金になって痛みになっているケースが多いのです。
背中ってあまり痛まないところなので、急に背中が痛くなると、
「どこか内臓が悪いのではないか?」
とか心配しがちです。
確かに内臓系の痛みも時々起こりますが、たいていは筋肉の痛みであるケースがほとんどです。
この見極め、私たち治療家でも難しい事もあります。
以前整形外科・内科に勤務していたとき、スタッフが急に背部痛と腹痛で苦しみ出しました。
これについてドクターは、特に適切な診断や指示を下さりませんでした。
結局私が確認して、「おそらく尿管結石だろう・・・」という話しになり、
数日後石が出て来たケースがありました。
実は背部の痛みって、簡単そうでいて、いつも診ていないと判断できないことがあるのです。
もちろん猫背の専門である私は、判断できますよ。
私の電子書籍である、「猫背は自分で直すな」は、こちらをご覧下さい。
猫背は自分で直すな
「猫背矯正マイスターのいる治療院『V-Style(ヴィスタイル)』」のHPはこちらをご覧下さい。